【W杯|30日の見どころ】アルゼンチンは勝利で突破なるか D組は2位通過懸けて“決戦”へ

【グループ展望】グループCはどのチームも勝ち点3を目指す展開か グループDは“番狂わせ”の予感も

■グループC
1位 ポーランド 勝ち点4(得失点差+2)
2位 アルゼンチン 勝ち点3(得失点差+1)
3位 サウジアラビア 勝ち点3(得失点差-1)
4位 メキシコ 勝ち点1(得失点差-2)

■グループD
1位 フランス 勝ち点6(得失点差+4)
2位 オーストラリア 勝ち点3(得失点差-2)
3位 デンマーク 勝ち点1(得失点差-1)
4位 チュニジア 勝ち点1(得失点差-1)

 この両グループは1位と2位が決勝トーナメントの初戦で対戦することもあり、お互いの結果も気になるところ。例えばグループCでアルゼンチンが2位通過、グループDでフランスが1位通過となれば、前回のロシアW杯と全く同じベスト16での対戦が実現することになる。

 グループCは両会場の結果が互いに影響を与え合う難しい状況になっているが、メキシコ以外に共通するのは勝利すれば突破が確定すること。メキシコも勝利が大前提になるので、どのチームもまずは勝ち点3を目指して激しいゲームを展開するだろう。ただし、後半の半ばを過ぎれば他会場の結果次第では同点、あるいはビハインドでもゴール前で守備を固めるパターンや、リードしていてもさらに猛攻を仕掛けるような場合もある。その辺りの駆け引きも注目ポイントだ。

 グループDはフランスが優位な状況は変わらない。余裕のあるフランスにチュニジアが生き残りをかけて挑む姿もW杯に数ある番狂わせを起こしてきたシチュエーションに重なる。ただ、基本的には2位通過を争うオーストラリアとデンマークのゲームが文字通りの決戦になることが予想される。昨年の欧州選手権でベスト4のデンマークを、アジアの5位から大陸間プレーオフまでを経て本大会にやってきたオーストラリアが抑え込むのか。要注目のカードと言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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