【W杯】アメリカFWウェア、前半終了間際の“幻ゴール”に控え選手も頭を抱えて落胆
前半アディショナルタイムにネットを揺らしたが、オフサイド判定
カタール・ワールドカップ(W杯)は11月29日にグループB第3戦が行われ、イラン代表とアメリカ代表が対戦した。前半のアディショナルタイムには、アメリカ代表FWティモシー・ウェアがイランのゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。
前半38分にFWクリスティアン・プリシッチのゴールで先制したアメリカは、その後も攻勢を続けてイランのゴールを脅かした。そして同アディショナルタイムには、中盤からのロングスルーパスに、ウェアが反応。最終ラインの裏を取り、GKと1対1になると右足アウトサイドでGKのタイミングを外すシュートを打つ。ボールは右ポストの内側を叩いて、ゴールに決まり、スタジアムのアメリカファンは再びゴールに沸いた。
しかし、その直後に副審のフラッグが上がり、オフサイドの判定。ゴールを決めたウェアは、頭を抱えて得点が認められなかったことを悔しがったが、同じように喜んでベンチを飛び出していたアメリカの控え選手たちも、一斉に全員で頭を抱えていた。
試合はこのまま1-0とアメリカがリードしたままハーフタイムへ。イランも鋭いカウンターを見せる場面があり、両国の散らす火花は後半さらに激しくなりそうだ。