【W杯】韓国ベント監督、退場処分後初の公の場で選手に謝罪 主審を批判「尊重が足りないし、判定の一貫性が不足」

韓国代表を率いるパウロ・ベント監督【写真:ロイター】
韓国代表を率いるパウロ・ベント監督【写真:ロイター】

ガーナ戦で2-3敗戦、試合直後に韓国のベント監督が退場処分に

 カタール・ワールドカップ(W杯)で韓国代表を率いるパウロ・ベント監督が、11月28日の第2節ガーナ戦(2-3)の試合後に退場処分を受けたあと、29日にトレーニングセンターで会見を実施。退場後初の公の場に登場したベント監督は、退場処分について「選手たちに申し訳ない」と謝罪しつつ、退場処分を下した審判に対して「チームに対する尊重が足りないと思ったし、判定の一貫性が不足していた」と批判している。韓国誌「フォーフォートゥー」が報じた。

 ガーナ戦の試合終了間際、韓国がコーナーキック(CK)を獲得したが、最後にCKを蹴ることなく試合終了の笛が鳴った。ラストチャンスを与えられなかったなか、韓国の選手やベント監督がアントニー・テイラー主審に猛抗議。その直後、ベント監督にレッドカードが提示され、次戦のポルトガル戦で不在が決まった。

 ベント監督は「まず選手たちに申し訳ないと言いたい。チームのために仕事をしているが、試合後にあのような姿を見せて申し訳ない。プレミアリーグで主審として活動しているテイラー主審が試合を受け持ったが、うちのチームに対する尊重が足りないと思ったし、判定の一貫性が不足していた」とコメントしている。

 またポルトガル戦で自身が不在となるなか、「私がベンチに座れない状況が良くないのは明白だ。すべての責任は私にある。選手たちは何をすべきかよく知っているので、最善を尽くして試合をすると信じている。ポルトガル戦まで時間があるので、私たちが持っているすべてのものを見せられるように準備する」と、ポルトガル戦の勝利を誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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