J1鳥栖、仙台FW富樫敬真の完全移籍加入を発表 「新たな歴史を作れるよう自分の全てを尽くします」
2022シーズンは公式戦37試合で11ゴールを記録
J1のサガン鳥栖は11月29日、J2のベガルタ仙台よりFW富樫敬真が完全移籍加入することが決定したと発表した。
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現在29歳の富樫は2016年に横浜F・マリノスでプロデビューを果たすと、その後FC東京、FC町田ゼルビア、V・ファーレン長崎と渡り歩き、21年夏に仙台へ加入。今季惜しくもJ1昇格を逃した仙台でリーグ戦37試合11ゴールと攻撃陣を牽引していた。そんななか、J1を11位で終えた鳥栖への完全移籍が発表された。
仙台へのコメント全文は以下のとおり。
「昨年の夏に加入後、いかなる時も支えてくれたファン、サポーター、選手、スタッフ、家族、友人、ベガルタ仙台に関わるすべての人へ心からの感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございました。注いでいただいた愛と熱、エネルギーを、ピッチで返しきれてないかなという思いはあります。返しきれてないままではありますが、細胞に巡るみなさまから注がれたものを大切に、僕は新しいチャレンジを決めました。感謝の気持ちを込めて新天地でプレーします。
コロナ禍後、初の声出しの日に目の前で浴びた「魂こがして」が忘れられません。僕の宝物です。個人チャントも本当にありがとうございました。チームの仲間にも恵まれました。気がきかない僕にも優しくしてくれる先輩、最初は様子伺いながらも最終的には全力でいじってくれる後輩、なんでも話をしてくれる93年組、家族ぐるみで仲良くしてくれるみんな、必要な時に必要な声をかけてくれるコーチングスタッフ、トレーナー、マネージャー、通訳、広報のみなさま。そして手倉森監督、原崎監督、伊藤監督。ありがとうございました。
いまだに1年半だけの在籍だったとは感じられません。それだけ濃い時を過ごし、エネルギーをいただきました。またお会いできる日を楽しみに日々鍛錬していきます。魂こがして。」
鳥栖へのコメント全文は以下のとおり。
「この度、ベガルタ仙台から移籍し加入することとなりました富樫敬真です。サガン鳥栖という素晴らしいクラブに加入できること、とても嬉しい気持ちと同時に身が引き締まる思いです。すでに開幕が待ち遠しいですが、シーズンインまで心構えを今一度しっかり整えます。2023シーズン、サガン鳥栖で新たな歴史を作れるよう自分の全てを尽くします。よろしくお願い致します。」
(FOOTBALL ZONE編集部)