【W杯】カタールで賑わうファンフェス会場 サポーター同士が交流、ショップは昼夜を問わず大盛況
【カメラマンの目】飲食店やFIFAのオフィシャルショップも併設
サッカーは選手、スタッフ、レフェリー、記者・解説者、フォトグラファーなど、それぞれの立場から見える世界がある。22歳の時からブラジルサッカーを取材し、日本国内、海外で撮影を続ける日本人フォトグラファーの徳原隆元氏が、カタール・ワールドカップ(W杯)を現地で取材。ファインダー越しから見た現地カタールの様子を独自の視点からお届けする。
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カタール・ワールドカップ(W杯)の試合が行われている、スタジアムのオーロラビジョンに何度かファンフェスティバルの会場の様子が映し出されることがある。どんな雰囲気のところなのだろうかと思い行ってみることにした。
会場は各地にあるが、地下鉄レッドラインのコーニッシュ駅にも直結する形でファンフェスティバル会場が設置されている。この会場の周囲は海岸線が走り、手入れの行き届いた芝が広がる公園として良く整備されている場所にある。
巨大スクリーンのメディア用撮影場所に配置されていたボランティアの方に聞くと、昼間は人の出足は鈍いがナイターの試合になると観客で一杯になるとのことだった。
会場内には飲食店も出店されていて、FIFAのオフィシャルショップも併設されている。ショップを覗いてみるとここは昼夜を問わず盛況のようで、多くのサポーターが大会の記念グッズを購入していた。
ちなみにコーニッシュ駅は出口専用となっていて、帰りは安全面を考慮し人の流れを停滞させないためにか、前後のアル・ビッダ駅かウェスト・ベイ駅へ向かう必要がある。会場の行きにアル・ビッダ駅を利用したのだが、シャトルバスが出ていて2分ほどで会場に到着した。帰りはウェスト・ベイ駅に向かってみたのがこちらは十分に徒歩で移動できる距離だった。
ファンフェスティバル会場はサポーター同士が交流し楽しめる場所となっているようだ。
(FOOTBALL ZONE特派・徳原隆元 / Takamoto Tokuhara)
FOOTBALL ZONE特派・徳原隆元 / Takamoto Tokuhara
とくはら・たかもと/1970年東京生まれ。22歳の時からブラジルサッカーを取材。現在も日本国内、海外で“サッカーのある場面”を撮影している。好きな選手はミッシェル・プラティニとパウロ・ロベルト・ファルカン。1980年代の単純にサッカーの上手い選手が当たり前のようにピッチで輝けた時代のサッカーが今も好き。日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。