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ミランは今冬も“訳あり”補強? ウェストハムで不発のイタリア代表FWの獲得に動くか
新天地で結果を出せず批判を浴びるザザに、ガリアーニCEOが注目
ACミランは中国企業への身売り交渉が進み、すでに8500万ユーロ(約96億円)の強化資金を注入されているが、1月の移籍市場でも“訳あり補強”を展開するのだろうか。今季ウェストハムに移籍も、不振によりイングランドメディアとサポーターからのバッシングを浴びているイタリア代表FWシモーネ・ザザの獲得に、ミランが動いていることが明らかになった。イタリアテレビ局「メディアセット・プレミアムスポーツ」が報じている。
今夏の欧州選手権に出場したザザは、準々決勝ドイツ戦のPK戦で相手守護神マヌエル・ノイアーを相手にちょこちょこと細かくステップを刻む前代未聞の“カエルダンス“を披露後にシュートを失敗。枠を大きく外した失態は各国で話題となり、イタリア国民の怒りを誘った。そして、ユベントスから買い取りオプション付きの期限付き移籍でロンドンの古豪に移籍。背番号11を託されたが、チームは第6節を終えた時点で1勝5敗と2部降格圏の18位に低迷し、自らも無得点で批判を浴びている。
そんなプレミアで輝けないザザの獲得に、ミランが動き出したという。アドリアーノ・ガリアーニCEOはザザのスカウティングを続けており、1月の獲得に向けて動いているようだ。ロシアリーグから獲得の打診が届いているFWルイス・アドリアーノの代役である可能性が高く、エースのFWカルロス・バッカのサブとしての立ち位置なのかもしれない。
現時点でプレミアで通用しないストライカーは、今季リーグ6位のミランにとって冬の目玉補強となるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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