【W杯】カメルーン監督が正守護神オナナの離脱に毅然とした態度 「帰りたいと言い、受け入れた」
ソング監督は「W杯でプレーするためにここへ来た」と毅然とした態度
カタール・ワールドカップ(W杯)を戦うカメルーン代表は、11月28日に行われたセルビア代表とのグループリーグ第2戦でファーストチョイスのGKだったアンドレ・オナナ(インテル)がメンバー外となった。チームを率いるリゴベール・ソング監督は「オナナは帰りたいと言い、我々はそれを受け入れた」と守護神の離脱を認めた。アルゼンチン紙「El Grafico」が報じた。
オランダ1部の名門アヤックス出身で、現在はイタリア1部のインテルでプレーするオナナはスイス代表とのグループリーグ第1戦にスタメン出場していたが、第2戦のセルビア戦は突如メンバー外。プレースタイルを巡ってソング監督と対立し、チームから追放されたと伝えられていた。
ソング監督は試合後、「選手よりもチームが重要だ。オナナは帰りたいと言い、我々はそれを受け入れた」とオナナがチームから外れることを認めた。そして「我々はW杯でプレーするためにここへ来た。規律と敬意を要求する」と語っている。詳細については明かさなかったようだが、チームの規律を強調している以上、何かしらの衝突があったということだろう。
2試合を終えて1分1敗となったカメルーン。最終戦はグループ最強のブラジル代表が相手だが、守護神を欠くなかで白星を手にすることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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