【W杯】長友佑都「切り替わってます」 敗戦ショック“払拭”を強調、スペイン戦は「生きるか死ぬかの戦い」
コスタリカ戦の敗戦から一夜、オンライン会見に対応
日本代表は11月27日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2節のコスタリカ代表戦に0-1で敗れ、グループリーグ突破に黄信号が灯った。
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2節を終えて順位こそ2位のままだが、日本が最終戦で対戦するのはスペイン代表だ。日本の試合後、スペインとドイツ代表の試合は1-1の引き分けに終わっている。現時点では勝点1でグループ最下位のドイツだが、昨日のコスタリカが相手となれば、複数ゴールを挙げて勝つことが予想される。
ドイツに勝利して勝点3を手にしている日本だが、スペインに引き分けた場合は得失点差でドイツに逆転される可能性が高い。スペインに勝てば決勝トーナメント進出を果たせるが、決して簡単なことではない。
スペイン戦までは、3日しかない。1日をリカバリーに充てるとすると、残り2日で対策をしなければいけない。長友佑都は「時間があればあるほど相手の対策はできる。時間があったほうがありがたいが、それは相手も同じ。日程に関して言い訳はできない」と、限られた時間で最善の準備をすることを誓った。
そして、敗戦からの気持ちの切り替えについても、「(気持ちは)切り替わっていると思います。僕自身は切り替わっています」と言い「いろいろ経験していて、南アフリカ大会でも初戦はカメルーンに勝ち、次にオランダに負けた。その時と同じ。あの時に先輩が見せてくれた姿勢は、心に刻まれている。ここでもベテランの力が、価値が問われるかなと思います」と、過去の経験も生かしてチームを盛り上げていく考えを示した。
そして、スペイン戦に向けて「正念場ですね。生きるか死ぬかの戦い。どれだけ強い気持ちで戦うか。その気持ちが強いほうがグループリーグ突破できると思う。覚悟を持ち、強い気持ちで戦いたい」と言い、「日本が勝利するイメージははっきりできています」と、ドイツ戦に続く、W杯優勝経験チームからの2勝目に自信を見せた。
2試合を終えて勝点3は、決して悪い数字ではない。どれだけコスタリカ戦から切り替えて戦えるか。チームの真価が問われる。