香川、年内最後の代表戦で「手応えをつかみたい」

 

背番号10はアギーレジャパンの4-3-3システムにいかに適応するか

 

 日本代表MF香川真司(ドルトムント)がハビエル・アギーレ監督の4-3-3システムの難しさを語った。

 14日のホンジュラス戦(豊田スタジアム)と18日のオーストラリア戦(ヤンマースタジアム長居)を控える「背番号10」はアギーレジャパンでは10月10日のジャマイカ戦(1-0勝利)で先発したのが唯一の実戦。この試合で軽度の脳震とうとなり、同14日のブラジル戦は遠征メンバーから外れていた。

「みんなとまだ1試合しか組んでいないので、時間と試合数をこなしてやってみないと分からない。特にまだ戦術練習というよりミニゲームだったので。4-3-3の注意点? 攻守においてのバランスを求められるポジションですから、そこはやはり難しいですし、試合をやってみないと分からない。結構強い相手に対してどういう課題、手応えを得られるか、試してみないと分からない」

 香川は今夏のドルトムント復帰前にマンチェスター・ユナイテッドでもルイス・ファン・ハール監督から中盤でのプレーを求められた。アギーレジャパンでも4-3-3の中盤を任されたが不慣れなポジションで、まだ手応えを感じる場面はそう多くない。

「まだ1試合しかやってないから個人的にはこの2試合を大事にして、アジア杯を見据えたい。手応えを得られるようにやっていきたい。アジア杯に向けて大事ですし、相手もしっかり戦える、緊張感のある試合になる。親善試合という難しさありますけど、緊張感もってやりたいです」

 香川は年内最後の代表戦を来年1月のアジア杯オーストラリア大会に向けた試金石とするつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング