【W杯】森保ジャパンのコスタリカ戦出場16選手をブラジルメディア採点 「簡単に無効化された」と酷評されたのは?

ブラジルメディアがコスタリカ戦に出場した選手を査定【写真:ロイター】
ブラジルメディアがコスタリカ戦に出場した選手を査定【写真:ロイター】

及第点は遠藤、板倉、長友、三笘の4人のみ

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は、11月27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でコスタリカ代表(同31位)に0-1で惜敗した。ブラジルメディアが森保ジャパンを「10点」満点で採点。指揮官に衝撃の「0点」評価を与えたほか、ほとんどの選手が及第点を下回っている。

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 グループリーグ初戦でドイツに2-1と逆転勝利を飾った日本は、初戦でスペインに0-7と大敗したコスタリカと対戦。前半をスコアレスで折り返したなか、森保監督は後半にFW浅野拓磨(ボーフム)、MF三笘薫(ブライトン)、MF伊東純也(スタッド・ランス)と攻撃的なカードを切る。

 試合が動いたのは後半36分。コスタリカが日本ゴールに迫った場面でDF吉田麻也(シャルケ)がクリア。これをMF守田英正(スポルティング)が拾え切れず危険な位置で相手に渡ると、DFケイセル・フレールの左足シュートが枠内へ。ふわりとしたボールに守護神の権田は上手く合わせ切れず、手に触ったボールがゴールに吸い込まれて先制を許してしまった。日本はMF南野拓実(ASモナコ)もピッチに送り込んで同点を狙ったが、最後までゴールを奪えず、0-1でコスタリカに敗れた。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、出場選手と監督を採点。日本で最高点はMF遠藤航(シュツットガルト)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF長友佑都(FC東京)、三笘の「6.0」で、ほとんどが及第点以下の厳しい評価となった。

 後半17分から途中出場した三笘は、「左サイドで何回か最高のチャンスを生み出した」と評価された。その一方で、失点に絡む結果となった吉田は「5.0」で「守田へのパスがコスタリカのゴールにつながった」と指摘され、トップ下のMF鎌田大地(フランクフルト)はチームワーストタイの「4.5」。「鎌田のパフォーマンスの悪さは攻撃全体に影響した」と、機能不全がチームに大きく響いたと伝えている。

 また、W杯デビューで45分間のプレーに終わったFW上田綺世(セルクル・ブルージュ)は「敵のディフェンダーに簡単に無効化された」との評価で「5.0」。代わって入った浅野も同じく「5.0」で、「森保監督は一度あることは二度あると思ったのだろうか。浅野はピッチにいた45分間、生産的な動きを見せられなかった」と寸評が付けられている。

 なお、森保監督は衝撃の「0点」。「実に保守的だった」と厳しい評価となった。

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