地元紙が“ストライカー”大迫勇也に太鼓判 「もはやウイングや攻撃的MFの選手ではない」

ドイツ生活3年目を迎えて本領発揮の兆し 今季は公式戦6戦4発と存在感を示す

 ケルンの日本代表FW大迫勇也は、25日の本拠地RBライプツィヒ戦で今季リーグ戦2点目となるゴラッソを決めた。1-1のドローに終わったが、大迫はマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど、好調ケルンで定位置を確保している。ケルン地元紙「ケルナー・シュタット・アンツァイガー」は大迫の活躍を受け、「大迫勇也、待望の復活」と特集で伝えた。

 過去2シーズンは印象的な活躍をできなかった大迫。昨季は開幕戦のシュツットガルト戦(8月16日/3-1)で得点を決めたが、以降は一度もネットを揺らせないままシーズンを終えた。しかし、ドイツ生活3年目を迎えた今季は本領発揮の兆しを見せており、カップ戦も含め6試合で4得点と存在感を示している。

「技術的には常に傑出していた。今はポジション取りも正しい」

 復活を印象づけた大迫について同紙はこう評価している。これまで本職ではないサイドやトップ下で起用される試合も多く、苦しい時期も経験したが、今季はFWアンソニー・モデストと2トップを組んで本職のストライカーとして輝きを放つ。

「実際のところ、大迫はケルンの中でも最も技術的に優れた選手の1人で、優れた目を持っていた。しかし、彼がそれを披露することは稀だった。今は急激に向上し、もはやウイングや攻撃的MFの選手ではなくなった」

 

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