モウリーニョ監督にかつて冷遇されたスペイン代表MF “戦力外候補”から一転して契約延長か

レスター戦でルーニーの代役として出場したマタ 1得点1アシストの活躍で勝利に貢献

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFフアン・マタは、チェルシー時代に戦力外を通告されたジョゼ・モウリーニョ監督が今夏にユナイテッドの指揮官に就任し、一時期、戦力外候補として名前が挙がった。しかし、そうした噂を払拭する活躍を見せ、一転して契約延長の可能性が浮上している。英紙「ザ・サン」が報じた。

 ユナイテッド主将のイングランド代表FWウェイン・ルーニーがトップフォームになく、スタメン落ちしたレスター戦では、代役として出場したマタが1得点1アシストと躍動し4−1の大勝に貢献した。ここまでリーグ戦5試合出場、2得点1アシストを記録するなどチームに欠かせない戦力となっている。

 モウリーニョ体制のチェルシー時代には戦力外の扱いを受けていたマタだが、一転して今季は評価を高めている。28歳のレフティーは、新指揮官にユナイテッドに残留したいと直訴したという。同紙によれば「フアン・マタはジョゼ・モウリーニョと新しい契約につての話し合いを行った」とレポートしている。

 マタはユナイテッド残留を熱望し、マンチェスターでの生活も気に入っているという。去就はモウリーニョ監督の決断に委ねられることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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