バルサ移籍を画策も玉砕したミラン本田 「ベンチ要員としてなら…」と番記者が理解示す

「トゥット・スポルト」紙の記者は、売り込みを行う動きに冷静な見解

 ACミランの日本代表MF本田圭佑は、25日の敵地フィオレンティーナ戦で開幕6試合連続のスタメン落ちとなり、0-0のドローに終わった試合で出場機会も訪れなかった。試合前にはクラブ公式ツイッターが、控えメンバーから本田の名前を一時外して発信するなど、ミラノでの背番号10の存在感は確実に薄れてしまっている。

 そうしたなかでスペイン地元紙は、本田が今夏の移籍市場で昨季スペイン二冠王者バルセロナに売り込みをかけたが、「ノー・グラシアス(ノー・サンキュー)」と一蹴されたと暴露していた。

 イタリアメディアは、ミランで「パンキナーロ(イタリア語でベンチ要員)」の地位に甘んじている30歳の動きを、どのように見つめているのだろうか。

 地元紙「トゥット・スポルト」のミラン番記者を務めるステファノ・パスクイーノ氏は、バルセロナなど様々なクラブに売り込みをかけている本田サイドの動きに理解を示している。

「それも仕方がないことだ。1月までにプレーする機会を見つけられなければ、動くしかないだろう」

 

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