【W杯】「日本効果」「日本がお手本」と話題…“ゴミ拾い運動”が波及 各国代表サポーター模倣で喝采
ゴミ拾いするモロッコやイランサポーターに海外メディア注目「日本人と同じように…」
11月20日に開幕したカタール・ワールドカップ(W杯)で、日本人サポーターたちがスタンドでゴミ拾いする姿が脚光を浴びているなか、ゴミ拾い運動は他国の代表サポーターに広がっているようだ。海外メディアは「日本人と同じように、試合後にスタンドを掃除するモロッコファン」と報じている。
23日のグループリーグ初戦でドイツに2-1と逆転勝利を収めた日本代表がサプライズを提供した一方、日本人サポーターがカタール大会開幕戦やドイツ戦後にスタンドでゴミ拾いをして話題を集めた。そんな日本人の行動が他国サポーターにも刺激を与えているという。
フランスメディア「l’important」の公式ツイッターは、モロッコ代表のサポーターがスタンドでゴミ拾いする様子を紹介。「日本人と同じように、試合後にスタンドを掃除するモロッコのファン」と記し、ゴミ袋を持って活動する様子を届けた。またカタールメディア「Alkass Sports Channels」は「品のある行動…クロアチア戦後、スタジアムのスタンドを清掃するモロッコのファン」と記している。
他の会場では、イラン代表のサポーターがゴミ拾い様子が見られ、SNS上では動画も拡散。「(ウェールズに)勝利のあと、スタジアムを掃除するイラン人ファンの姿を見て、勝利の喜びがより一層深まった」と紹介されている。
海外ファンから「素晴らしい」「日本効果」「日本がお手本」などの声も上がっており、日本のゴミ拾い運動はさらに広がりそうな気配だ。