イランに0-2敗戦、GKウェイン・ヘネシーがレッドカード第1号で退場処分

　11月25日のカタール・ワールドカップ（W杯）グループリーグB組第2戦でウェールズ代表とイラン代表が対戦し、イランが2-0と勝利した。終盤にウェールズ代表GKウェイン・ヘネシーが一発退場となり、海外メディアは「空手キックで退場」「恐怖のタックル」と伝えている。

　試合は0-0のまま終盤に突入。後半39分、エリア外に飛び出して、イランFWメフディ・タレミと交錯。オンフィールドレビューの結果、同41分にヘネシーにレッドカードが提示された。これが今大会のレッドカード第1号となった。

　英紙「デイリー・スター」は「ウェイン・ヘネシーが空手キックで退場」と報道。「ヘネシーは高く膝を上げ、恐怖のタックルでイランの選手に激突した。ゴールチャンスを潰したヘネシーにレッドカードを出すべきだったかどうかは議論になったが、そのファウルの仕方は退場させるのに十分だった」と伝えている。

　試合にも0-2と敗れたウェールズ。守護神も一発退場となり逆風が吹くなか、29日の第3戦でイングランド代表と対戦する。