AFC U-16選手権で北朝鮮が故意に失点!? 敵将困惑の“疑惑場面”にスペイン紙も「衝撃的」と言及
グループリーグD組最終戦の北朝鮮対ウズベキスタンで、疑惑の失点場面は起きた
果たして日本などの強豪と戦いたくがないための、安易な失点だったのだろうか。インドで行われているAFC U-16選手権で、森山佳郎監督率いるU-16日本代表は準々決勝でUAEに1-0と勝利し、2大会ぶりとなるU-17ワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。
注目されているのは、決勝トーナメント前に行われたグループリーグD組最終戦、北朝鮮対ウズベキスタンで、北朝鮮がわざと失点したかのようなシーンが発生。スペイン紙「AS」が取り上げるなど、世界的にも話題となっている。
両チームはそれぞれイエメン、タイに連勝して決勝トーナメント進出を決めた状況でこの試合を迎えた。グループリーグ首位か2位通過かを決める一戦となったが、問題のシーンは後半4分だ。ウズベキスタンのGKウマルザコフがボールを手で保持し、高弾道のパントキックを蹴り込む。そのボールは北朝鮮のゴール前約30メートル付近まで飛んだが、ここで不可思議な対応を見せたのは北朝鮮のGKジャン・ペクホだった。
ジャン・ペクホはピッチ上に落ちてくるボールの目測を誤ったのか、飛び出したもののヘディングでクリアできず、ボールはそのままゴールに向かっていく。それでもまだ対応可能で、すぐさまボールを追いかければ間に合いそうな状況だったが、守護神はペナルティエリアに差し掛かった瞬間、ピッチに足を取られたのか豪快に転んだ。守護神の“必死に見えるセーブ“の甲斐もなく、ボールはゆっくりとゴールラインを割った。