【W杯】「ソン・フンミンはマスクで沈黙」 フェイスガードの“デメリット”を海外指摘「明らかに邪魔」
黒のフェイスガード着用で先発出場もスコアレスドローに終わる
カタール・ワールドカップ(W杯)は11月24日に南米の強豪ウルグアイ代表と、アジアから最後の登場となった韓国代表が対戦。ともに決定機を逃して0-0で引き分けた。韓国代表FWソン・フンミンはフェイスガードを着用してのプレーとなったが、決定的な仕事を果たすことはできず、海外メディアは「マスクで沈黙」と伝えている。
今月1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)マルセイユ戦で左目付近を骨折して手術を実施したエースFWソン・フンミンは、黒のフェイスガードを着用してスタメン出場。相手の激しいマークに遭い、この日はノーゴールに終わった。
香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は「韓国対ウルグアイがこう着し、ソン・フンミンはマスクで沈黙」と見出しを打って報道。記事では「スタジアムの至るところにユニフォームを着たソンのファンがいたが、ピッチ上では平凡だった」と、期待に応えるプレーではなかったとして、次のように続けている。
「ソンは左サイドでプレーし、ボールを持つたびに悲鳴が上がった。しかし、多くの場面では静かなままで、マスクは明らかに邪魔だった。試合を通して煩わしそうにしていた」
当初はW杯出場も危ぶまれたなかでなんとか間に合わせたソン・フンミンだが、本調子とは言えないプレーだったと見られているようだ。
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