ソシエダのモイーズ新監督が古巣・マンUから選手を補強!? 3選手をリストアップと英紙

 

2部降格の危機に立たされているソシエダ

 

 レアル・ソシエダのデイビッド・モイーズ新監督が来年1月、昨季途中に解任されたマンンチェスター・ユナイテッドから緊急補強を行う可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が、マンUで出場機会を失っている3選手獲得の可能性を報じている。

 最初に挙げられているのは夏の移籍市場でアストンビラに期限付き移籍で放出されたMFトム・クレバリーで、同選手に関しては完全移籍での獲得の可能性があるという。マンUとの契約期間は残り7か月と限られているために、獲得に際して多額の移籍金を必要としない模様だ。記事では、アストンビラのポール・ランバート監督が買い取りオプションを行使しないことを祈るのみとしている。

 ベルギー代表の新鋭、MFアドナン・ヤヌザイも候補に挙がっており、レンタル移籍での獲得の可能性があるという。

 記事では、ソシエダがアトレチコ・マドリードにフランス代表MFアントワン・グリズマンを放出後、攻撃的MFにスピードと突破力を持つタレントを必要としていることに言及。一方でマンチェスター・Uはレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイル、ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスらの獲得を狙っており、ヤヌザイのレンタル移籍を認める可能性があるという。また、19歳のヤヌザイ本人にとっても出場機会を手にするために、レンタル移籍するのが最高の選択となることにも触れている。

 最後に挙げられているのは、イングランド代表MFアシュリー・ヤングで、800万ポンドでの完全移籍を予想。ロングボールとクロスを多用する独特の戦術を持つモイーズ氏はマンチェスター・U在籍時にクロスマシーンと化したヤングを重宝したが、ヤングはファン・ハール政権下で出場機会を失っている。契約期間は2016年シーズン終了時までのため、記事ではマンチェスター・Uが契約満了前に売却する可能性を指摘している。

 下位に低迷するソシエダの再建を任されたモイーズ氏。ここで結果を出し、マンチェスター・Uで落とした評価を再び上げることができるか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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