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迷走バレンシアを救ったPKセーブ率48.6%の“神GK” リーガ新記録17本目を止めて2連勝に導く
開幕4連敗を喫し2シーズンで3度目の監督交代… 混乱するチームをGKアウベスが救う
PKストップの名手として知られるバレンシアの元ブラジル代表GKジエゴ・アウベスが、25日のリーガ・エスパニョーラ第6節の敵地レガネス戦の後半17分にFWアレクサンデル・シュマノフスキのPKをセーブ。通算17本目となり、リーグ新記録を樹立した。崖っぷちに追い込まれているチームで守護神が貫禄を見せた。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
今季は開幕4連敗を喫し、パコ・アジェスタラン前監督が早々に解任されるなど悪夢のようなシーズン序盤を送っているバレンシア。この日も昇格組レガネス相手に前半21分で失点を喫する苦しい展開となった。同34分にポルトガル代表FWナニのゴールで追いつき、後半7分にスペイン代表MFマリオ・スアレスが決めて逆転した後の同17分にPKを献上。同点のピンチを迎えた。
しかし、ここで立ちはだかったのはアウベスだった。先制点を挙げていたシュマノフスキのキックを、ゴール右への横っ飛びで完璧に防いだ。これがリーガ通算17本目のPKストップを達成。バルセロナなどで活躍したGKアンドニ・スビサレッタ氏の16本を上回り、新記録を樹立した。チームも2-1と勝利し、前節アラベス戦(2-1)から2連勝を飾った。
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