【W杯】元独代表ケディラが憤怒「遠藤はやりたい放題だった」 日本に衝撃敗戦で不満露わ「くそっ!」
元ドイツ代表MFサミ・ケディラ氏、「後半は心臓を手放してしまった」と嘆き節
日本代表は現地時間11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)の初戦でドイツ代表と対戦。2-1の逆転勝利を収めたなか、元ドイツ代表MFサミ・ケディラ氏が憤怒し、「遠藤はやりたい放題だった」と指摘し、「ここに座って思う。『くそっ!』と」と語っている。ドイツ紙「ビルト」が報じた。
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前半31分、GK権田修一がDFダビド・ラウムのエリア内で倒してPKを献上。キッカーのMFイルカイ・ギュンドアンに決められ、先制点を奪われた。前半はドイツに主導権を握られた日本だったが、後半に入ると3バックシステムへ移行。さらに攻撃の交代カードを次々切ると、途中出場のMF堂安律、FW浅野拓磨の連続ゴールで逆転し、そのまま2-1で逃げ切った。
元ドイツ代表のレジェンドMFケディラ氏は不安定だったディフェンスについて、「アントニオ・リュディガーだけが調子が良かったという話だ」と言及。「せっかくいいプレーをしていたギュンドアンが交代し、ゴレツカが入った。ゴレツカは間違いなくワールドクラスの選手だ。ただ、彼は自分がベンチにいることに腹を立てていて、代表監督に何かを証明したくてプレーしている」と、バランスが崩れた一因と分析した。
さらに「後半は心臓を手放してしまった。中盤を制する者はゲームを制すという言葉には理由がある」と展開し、「今日は無失点で守るゲームだった。優秀な選手が多いのに、ボールへのプレッシャーがない。そして、ロングボールからゴール。ボールに対するプレッシャーがなくなったということ。遠藤はやりたい放題だった。そして、こんな悲しい結果になってしまった。そして、ここに座って思う。『くそっ!』と」とコメント。後半はMF遠藤航を中心とした日本の中盤が上回ったと語り、母国チームの敗戦に不満を漏らしていた。