U-17W杯出場を決めた日本の“攻守一体のスタイル”にUAE監督が脱帽 「本当に好チームだった」
4戦連続の無失点で“世界切符”をつかむ 「彼らは非常に将来有望な選手たちだ」
U-16日本代表は現地時間25日のAFC U-16選手権準々決勝のUAE戦に1-0で勝利し、来年にインドで行われるU-17ワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。最少得点差の戦いとなったが、AFC公式サイトによると若き逸材たちが披露した組織的なプレーは、UAEを率いたアルネメル監督に「日本は本当に好チームだ」と言わしめたという。
日本はUAEを相手に、前半31分にFW久保建英(FC東京U-18)の左CKから相手GKのファンブルを誘い、最後はDF瀬古歩夢(C大阪U-18)が詰めて先手を取った。先制点前からUAEを押し込んでいた日本は、後半に宮代大聖(川崎U-18)がPKを失敗するなどチャンスを生かしきれず、追加点こそ奪えなかったものの、守備陣が集中力を切らさずに同大会4試合連続の無失点勝利で“世界切符”をものにした。
決定機を決めきれなかった課題があったとはいえ、日本は点差以上の内容で完勝を収めた。それは相手指揮官も認めるところだった。試合後の会見で「私は日本に『おめでとうございます』と言いたいです。我々はこの試合をできる限りハードに戦おうとしました。しかし突破口を見つけ出すことはできませんでした」と切り出した後、以下のように称賛したという。
「日本は本当に好チームでした。彼らは非常に将来有望な選手たちで、良いDFがいて、なおかつアタッカー陣は攻守を切り替えた際のディフェンスがとても素早かったです」
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