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インテル長友のライバルが今季初フル出場 新鋭DFと育成術を知る指揮官の組み合わせが逆風に
第6節のボローニャ戦で抜擢された19歳のミアング フル出場を果たして手応え十分
インテルの日本代表DF長友佑都が、ポジション争いで後れを取り苦境に立たされている。25日のリーグ戦第6節でホームにボローニャを迎え撃ったなか、長友はリーグ戦4戦連続ベンチスタートとなり、最終的に出番が訪れないまま試合は終了した。一方、長友が主戦場とする左サイドバックでフル出場した19歳の新鋭DFセナ・ミアングは、「デブール監督は若手に自信を与えてくれる」と手応え十分のコメントを残している。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が報じた。
18日の大一番となった第4節ユベントス戦で1点リードした後半、左サイドバックのダビデ・サントンが足をつった際に声が掛かったのは、長友ではなくミアングだった。ベルギーのアントワープ出身で192センチの長身を誇る新鋭は、緊急出場でも安定したプレーでゴールを許さず、指揮官の期待に応えて勝利に貢献した。そして、21日の第5節エンポリ戦は長友、ミアングともに出場機会はなかったが、このボローニャ戦のスタメンに抜擢されたのはミアングだった。
ミアングは試合後、同サイトの取材に対して興奮が冷めやらない言葉を残している。
「僕はまだ興奮状態にあるんだ。もしかしたら、試合前の僕もそう見えたかもしれない。だけど、試合が始まれば集中することができた。サポーターは僕に多くのエネルギーをくれて、拍手もくれた。試合のピッチには話すべきことがたくさんあって、成長するために必要なものに満ちていたんだ」
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