「本当に苦しい試合でした」

　2大会ぶりとなるU-17W杯出場権を、若きサムライたちは見事につかみ取った。森山監督は「本当に苦しい試合でした。予選がけっこう余裕の展開で、（準々決勝は）苦しい苦しい展開でしたけど、選手たちが集中を切らすことなく戦ってくれました。『お疲れさん』という気持ちですけど、優勝という宿題が残っている。アジアの王者としてW杯に行きたいと思います」と語った。

　多くの選手に出場機会を与え、チーム内競争の意識を強めた指揮官は選手をねぎらいながらも、今大会優勝を選手に厳命した。アジア王者としてのU-17W杯出場を目指す森山監督率いる2000年生まれの若武者で構成された「00ジャパン」。大いなる冒険はこれからが本番だ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images