久保がCKから決勝点を演出! 日本がUAEを破り2大会ぶり8回目のU-17W杯出場権を獲得

目指すは本大会でのベスト8超えへ

 後半に入っても攻撃を仕掛ける回数の多かった日本だが、シュート精度を欠く場面も目立ちゴールは奪えず。逆に自陣でUAEにセットプレーを連続して与えてしまう苦しい時間帯もあったが、GK谷晃生を中心に失点せずゲームを進めていった。

 すると後半35分、ハーフタイムから出場したFW宮代大聖がドリブルで切り込むとPKを獲得。大きな追加点のチャンスとなったが、宮代が自ら狙ったPKは相手GKにセーブされ、さらにゴールポストに嫌われてゴールはならず。楽な展開に持ち込むことはできなかったが、1-0のまま勝利を収めた日本は、本大会を開催したインドで来年に開催されるU-17ワールドカップへの出場権を手に入れた。

 前回大会への出場を逃した日本の、本大会での過去最高成績は日本開催で元日本代表MF中田英寿などを擁した1993年と、現ザルツブルクの日本代表FW南野拓実などを擁した2011年大会のベスト8だ。才気あふれる選手たちを擁する若武者たちは、それ以上の成績を目指して世界へ挑戦していくことになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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