久保がCKから決勝点を演出! 日本がUAEを破り2大会ぶり8回目のU-17W杯出場権を獲得

鋭いCKから相手GKのファンブルを誘い先制 虎の子の1点を守りきる

 インドで激闘を繰り広げているU-16日本代表が、“世界切符”を懸けたU-16アジア選手権準々決勝のUAE戦に1-0で勝利し、来年のU-17ワールドカップ出場権を獲得した。日本にとっては2013年大会以来2大会ぶり8回目の出場となる。

 バルセロナ下部組織出身のFW久保建英やFW棚橋尭士など、主力として戦ってきた選手たちをスタメンに揃えた日本は、前半の立ち上がりからUAE陣内に攻め込みチャンスを作りながら、なかなかゴールが奪えずにじりじりとした展開となった。

 その嫌な流れをセットプレーで打ち破った。前半31分、右CKを久保が再三狙っていたゴール方向に曲がり落ちるボールで蹴り込むと、相手GKは自分の前に入り込んだMF平川怜の動きに惑わされたか、ボールをファンブル。そこをすかさずDF瀬古歩夢が右足で蹴り込み、貴重な先制ゴールを挙げた。

 アジアから4チームにU-17ワールドカップへの出場枠が与えられる今大会で、この準々決勝は全てを懸けた一戦になっている。プレッシャーの懸かるゲームで久保がセットプレーからゲームを動かし、世界へ向けて大きな一歩を踏み出したU-16日本代表は、1-0でハーフタイムに突入した。

 

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