浦和が昨季王者の広島から3ゴールを奪い快勝! 年間順位でも暫定首位に浮上
オウンゴールで先制し、後半に興梠、高木のゴールで加点
リーグ3連勝の浦和レッズが、年間順位でも暫定首位に立った。25日のJ1セカンドステージ第13節のゲームで、浦和はホームにサンフレッチェ広島を迎え撃った。浦和は前半34分にオウンゴールで先制すると、後半にはFW興梠慎三が2試合連続ゴールを挙げ、さらにFW高木俊幸の追加点もあり3-0で勝利。セカンドステージ首位をキープし、年間順位でもこの日ナイトゲームが予定されている川崎フロンターレを抜いた。
前半15分までに決定機を2度作った浦和だが、それを生かせずにゲームが進むと次第に広島の速攻がハマる展開になっていった。そして同30分、広島は右サイドのMFミキッチが浦和MF関根貴大との駆け引きで抜け出すと、関根がたまらずファウル。広島にPKが与えられた。しかし、このチャンスで広島FWピーター・ウタカはゴール裏から圧力をかける浦和サポーターを気にする素振りを見せ、キックもゴール上に大きく外してしまう。広島は先制する絶好のチャンスを逃した。
すると浦和は同34分、カウンターの局面でMF柏木陽介が長いドリブルで持ち運んで高木にパスすると、興梠へのラストパスをカットしようとした広島DF千葉和彦の足に当たったボールはゴールの中へ。ややラッキーなオウンゴールにより、浦和が1-0と先制して前半を折り返した。
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