【W杯|23日の見どころ】日本がドイツとの初戦へ 前回大会3位・優勝候補ベルギーも登場…欧州勢に食らい付くのは?
【グループ展望】グループE、グループFともに欧州2強を崩せるかが注目ポイント
■グループE
ドイツ/日本/コスタリカ/スペイン
世界的に見ればドイツとスペインのW杯優勝経験国が2強を形成するグループという前評判が妥当だろう。しかし、日本とコスタリカも決勝トーナメント進出の経験を持つだけに、アウトサイダーとして強豪相手に結果を出した経験を生かせるかがポイントだろう。力の劣る2チームが一角崩しを達成しようと思えば、初戦での敗戦は許されない。ここで引き分け以上の結果を残してから初めて突破に向けた展望を切り開くことができるだろう。
■グループF
ベルギー/カナダ/モロッコ/クロアチア
こちらも欧州勢が2強を形成するという前評判が妥当なところだ。カナダは北中米カリブ海予選をトップ通過したことが話題になっているが、1986年メキシコW杯以来の出場だけに経験値は圧倒的に不足している。初戦の立ち上がりで強豪ベルギーを相手に力の差を見せられてしまうと、立ち直れずにズルズルといってしまうことも危惧される。クロアチアは伝統的に試合結果も試合中のプレーもムラが激しい。その意味では、波乱があるとすればクロアチアになりそうな気配を持っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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