【W杯】「メッシあぜん」の逆転劇 サウジ大金星に世界仰天「なんというサプライズだ」「最大の番狂わせ」
シュート3本で2ゴールのサウジアラビアが2-1と逆転勝利
11月22日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦、アルゼンチン代表とサウジアラビア代表の一戦は華麗な逆転劇によりサウジアラビアが2-1と勝利を収めた。各国メディアも驚きを露わにし、「なんというサプライズだ」「世界に衝撃」「メッシあぜん」と報じている。
試合は前半10分、アルゼンチンがPKを獲得し、エースFWリオネル・メッシが今大会のチーム第1号ゴールをマーク。アルゼンチンペースで試合が進むかに思われたが、後半3分にFWサレハ・アルシェハリが抜け出し、左足で逆サイドに美しいシュートを流し込んで同点に追い付く。さらに同8分、10番FWサレム・アルダウサリがクロスのこぼれ球に反応し、芸術的な一撃を突き刺してサウジアラビアが2-1と逆転に成功した。
終わってみればシュート3本で2ゴールのサウジアラビアが2-1と逆転勝利を収めたなか、各国のメディアも注目。イタリア紙「コリエレ・デッロ・スポルト」は「これが今回のW杯で初のサプライズであり、なんというサプライズだ」と称えつつ、「ポーランド、メキシコのいるグループCの運命を覆しかねない、完全に予期せぬ失態を演じた」と触れた。
また英紙「ザ・サン」は「サッカーの歴史上、最も驚くべき結果であり、W杯に衝撃を与えている」と報道。さらにエースFWの表情をとともに「メッシあぜん」と記し、「中東の国にとって歴史的な瞬間となった」と伝えている。海外メディア「433」も「サウジアラビアが世界に衝撃を与える」と発信し、ファンから「今日のサウジは、世界のどの国にも勝てると確信した」「スリル満点の試合」「最大の番狂わせ」などのコメントも寄せられている。
アルゼンチンは第2戦でメキシコ代表、第3戦でポーランド代表と対戦するなか、巻き返しを図れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)