2戦連続ドローのレアル C・ロナウド途中交代への批判にジダン監督が反論「時には休養が必要だ」

終盤にラス・パルマスに追いつかれ痛恨のドロー エースは交代に不満顔

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、24日の敵地ラス・パルマス戦で後半26分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを交代させたが、エースは不満な表情を見せた。その後、さらに同点に追いつかれて2-2ドローに終わったことで、采配に批判が集中している。スペイン地元紙「AS」が、「ロナウドがラス・パルマス戦で交代させられると、ジダンに対して良からぬ反応を見せる」と報じている。

 2-1で迎えた後半26分に指揮官は動いた。CR7を下げ、スペイン代表FWルーカス・バスケスを投入した。前線にフレッシュな人材を配置して守備面でも強化を図ることで逃げ切りを図ったが、ロナウドは不満を隠そうとしなかった。「彼は常にフル出場したい」と認めていたジダン監督だが、結果的にエース交代が悪い流れを作ってしまい、後半40分に同点に追いつかれた。

 記事では「レアル・マドリードの交代を見るや、彼(ロナウド)はダグアウトに足を向けた。ラス・パルマスの罵声を浴びながら、険しい表情で何かつぶやいていた」とレポートされている。ジダン監督の握手には応じたが、指揮官の顔を見ることもなく、「(交代という)決定に対する彼の不満は、スタジアムのすべての人間と世界の観衆にも明確だった」と指摘されている。

 ラス・パルマスに同点弾を許した後には、「表情が凍りついた」というロナウド。「2試合連続のドローで、勝ち点の取りこぼしは来年5月に高くつく可能性が高い」とも批判されている。

 

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