W杯初戦「勝ち点3を取れたら大きい」 ”死のグループ”でも“臆さない”DF酒井宏樹の覚悟

日本代表DF酒井宏樹【写真:ロイター】
日本代表DF酒井宏樹【写真:ロイター】

国際大会で多くの試合を経験、初戦に懸ける思いを語る

 カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表は、攻撃陣の若さが注目されている。その一方で最終ラインには4度目のW杯となるDF長友佑都(FC東京)、DF吉田麻也(シャルケ)といった経験豊富な選手がいる。そのなかの1人が、DF酒井広樹(浦和レッズ)だ。

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 2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会を経験しているだけでなく、2012年のロンドン五輪、昨年の東京五輪もオーバーエイジ枠で出場している。世界大会の豊富な経験を持つ酒井は、11月20日のオンライン取材で、初戦の持つ重要性について語った。

「数字上、考えても、マックス勝ち点9しか取れないなかで、いきなり勝ち点3を取れたら大きい。勝ち点5でも突破できる可能性があるなかで、初戦で勝ち点3ゲットできるか、残り2試合で6を目指さないといけないのかでは、全然違う。W杯に限らずグループリーグの初戦は大事だと思う」

 そして、初戦の結果がチームに与える影響についても、「もちろん残りの2試合をどう戦うかというプランにも影響が出ます。毎W杯ごとにこういう質問に答えていますが、3試合で1試合という気持ちで戦わないと、グループリーグは突破できないと思う」と、見解を語った。

 日本はカタールW杯の初戦で、優勝候補の一角に挙がるドイツ代表と対戦する。前回大会ではグループリーグ敗退という屈辱を味わったドイツは、今大会に期する強い思いがあると思うが、重要な一戦で森保ジャパンは勝ち点を挙げることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)



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