ベテラン長友、W杯直前のチームに感じた“頼もしさ” 「全くビビっていない」と語る訳とは?
2010年、14年、18年の3大会を経験、今年のチームの良さを語る
過去3大会のワールドカップ(W杯)直前の試合を振り返ると、日本は2010年の南アフリカ大会の直前の試合でコートジボワール代表に0-2で敗れた。2014年ブラジル大会の時は、ザンビア代表に4-3で勝利。そして2018年ロシア大会はパラグアイ代表に4-2で勝利している。肝心のW杯の結果は、2010年大会は決勝ラウンド1回戦進出、14年は1次ラウンド敗退、そして2018年は決勝ラウンド1回戦進出だった。
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この3大会をすべて経験しているDF長友佑都(FC東京)は、1-2で敗れたカナダ代表戦の翌日の練習で、「チームの雰囲気は、カナダ戦の敗戦がありましたが、それが逆に緊張感を高めていて、僕としては良い雰囲気だと思う。W杯がいよいよ来たんだなと感じています」と語った。
W杯の開幕前日にようやく26選手全員が顔をそろえることができた森保ジャパン。2列目よりも前の選手たちのなかには、W杯出場経験者がいない。だが、長友は不安よりも、頼もしさを感じているようだ。
「海外組も多いので、普段から厳しい戦いを戦っていて、チャンピオンズリーグを戦っている選手もいますし、実際にバイエルンという強豪とも戦っているチームもいるので、これまでと比べても比較的に落ち着いているかなと思う。僕が初めての時は、もっと自分のことしか考えられなくて、それくらい自分のことしか考えられなくて、そのくらい余裕がなかった。でも、彼らは初めてにしては、自分のこともそうですが、チームのことも、全体を俯瞰して見えている。そういう選手が多い感じがする」
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