日本代表DF酒井宏樹、“死のグループ”突破へ虎視眈々 「名前のある国が強いというのは過去のこと」

日本代表DF酒井宏樹【写真:ロイター】
日本代表DF酒井宏樹【写真:ロイター】

国内組として参戦、W杯開幕へ「落ち着いた状態です」

 日本代表DF酒井宏樹(浦和レッズ)は、国内組の選手として現地時間11月10日からカタール・ワールドカップ(W杯)が開催されるドーハに入り、調整を続けてきた。Jリーグの最終節を出場停止で欠場した酒井は、17日のカナダ戦(1-2)は久しぶりの実戦となった。

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 現在の心境について「そうですね徐々に初戦も近づいてきていて、チーム内の士気も高まっています。今は、楽しみでもありますし、緊張感も出てきていますが、落ち着いた状態です」と語った。

 厳しいグループに入っているが、勝ち抜けるために必要だと感じていることについては「いつもと変わらず、勝利を求めるだけだと思います。現代サッカーでは、名前のある国が強いというのは過去のことですし、どのグループを見ても、どの国が上がるかわからないことが起こっている。過去の大会を見てもそう。そういう意外な国がグループステージを突破したというチームになればいい。僕らも自信がなければ、このピッチには立たない。やれると信じて頑張りたい」と、力強く語った。

 そして、具体的に勝利するために必要なことについて「僕らもそれを探りながら残り3日、準備したいし、チームとしてすり合わせたい」と、準備で最善を尽くすことを誓った。

 W杯優勝経験のあるドイツ代表、スペイン代表とも同じグループに入っている日本だが、酒井はジャイアントキリングを見据えて、カタールのピッチに立つ。

(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)



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