ブライトンMF三笘薫、プレミアで戦う厳しさを吐露 「人生をかけてプレーしているような気分」
地元メディアのインタビューに登場
イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、今季イングランドの地で目覚ましい活躍を見せている。カタール・ワールドカップ(W杯)にも参戦し、代表でのプレーも注目が集まるなか、地元メディアが三笘のブライトンでの生活について迫っている。
現在25歳の三笘は、昨年夏にJ1川崎フロンターレからブライトンに完全移籍。1年はベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで経験を積み、今シーズンよりプレミアへ本格的な挑戦をしている。ここまでプレミアリーグ9試合に出場し1ゴール1アシスト、カップ戦ではアーセナル相手に1得点決める躍動ぶりだ。
英地元メディア「Sussex Live」では三笘へのインタビューを実施。ブライトンでの生活やプレミアへの適応など幅広く日本人アタッカーに迫っている。
プレミアの厳しさについて問われた三笘は「人生をかけてプレーしているような気分」と振り返った。クラブの中心選手となりつつある三笘だが、決して順風満帆ではなかったと、同メディアは本人の語った内容を紹介している。
「練習の激しさ、ボールの奪い合い、試合中の緊張感、激しいライバル関係…選手もファンもみんな命をかけてプレーしているような感じで、ヨーロッパに来る前とは何か違うと感じました」
それでも三笘は、ベルギーにいたときよりも少し楽にチームに馴染んでいるという。
「特にスタッフは、ベルギーよりも歓迎してくれているようです。施設も充実していますし、全体的に素晴らしい環境です。言葉の面でも、みんな本当に親切で、わかるかどうか聞いてくれるので、とても助かっています」
現在のチームでの環境に満足している様子を見せた三笘。最後には、オフの過ごし方も同メディアで語っている。
「レストランやカフェに行ったり、海辺を散歩したりすることもありますが、僕は家にいるのが好きなタイプなので、リラックスしていることが多いですね。普段はスマートフォンやテレビを見たりしています」
激しいリーグのなかでも、自分のリフレッシュ時間を設け順応していると話した三笘。頭角を現し始めた日本の若き期待のドリブラーは、新天地でさらなる活躍を目指す。
(FOOTBALL ZONE編集部)