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2列目へのコンバートで異彩を放つドルトムント香川の新ライバル 「居心地の良さを感じている」
チームはここ4試合で20得点と絶好調
ゲレイロはチームの勝利に貢献することが最優先と、謙虚な姿勢を貫いていた。今夏に行われた欧州選手権を制したポルトガル代表メンバーで、大会ベストイレブンにも選ばれた22歳は左サイドバックが本職。だが高いテクニックと攻撃センスを買われて、トーマス・トゥヘル監督の下では攻撃的なポジションを任されている。
昨季は香川の定位置だった4-1-4-1システムの左インサイドハーフとして、とりわけ攻撃面では狭いスペースでも自慢のテクニックをいかんなく発揮して異彩を放っている。「今は監督から与えられたポジションで、とても居心地の良さを感じている」と自信を深めているようだ。
この試合ではドイツ代表MFマリオ・ゲッツェと元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロがインサイドハーフで先発。ベンチの香川には最後まで声がかからなかった。チームはここ4試合で20得点と圧倒的な攻撃力を見せており、香川には付け入る隙がない状況が続く。日本代表でも低調なプレーによって批判を集めるなど、クラブと代表でともに苦境を迎えている。日本が誇るアタッカーは、この熾烈な競争を勝ち抜き、再び輝きを放つことができるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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