【W杯入門】オフサイドとは? 基本的なルールをおさらい
【サッカー初心者向け解説】オフサイドの基本ルールをチェック
4年に一度行われるサッカーの祭典「ワールドカップ(W杯)」は、中東のカタールを舞台に約1か月間にわたって開催。出場32か国による熱戦の数々に期待が高まるなか、ここではサッカー初心者のための基礎知識を「超入門コラム」としてお届け。今回はオフサイドルールを解説する。
オフサイドとは、「待ち伏せ禁止」のルールのこと。攻撃側チームの競技者が得点をするために守備側チームのフィールド内で待ち伏せすることを防ぐために定められた。相手側のフィールド内で、後方から2人目の相手選手よりゴールラインに近い位置でボールを受けてはいけない。
オフサイドポジションにいる味方にパスを出す、あるいはオフサイドポジションにいる味方プレーヤーが相手に邪魔をしたり、ボールに関与すると反則となり、相手チームに間接フリーキックが与えられることになる。
オフサイドポジションとは、以下の3つをすべて満たした位置を指す。
(1) 守備側チームのフィールド内
(2) ボールより守備側チームのゴールラインに近い位置
(3) 後方から2人目の守備側競技者よりゴールラインに近い位置
攻撃時に相手陣内で、パスを供給されたタイミングで、自身の前に相手が1人しかいない場合にボールを受けてしまうと、オフサイドの反則になる。ただし、オフサイドポジションに選手がいること自体は反則ではなく、ゴールキック、コーナーキック(CK)、スローインでボールを受ける際もオフサイドの反則は取られない。
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