【W杯入門|珠玉タレント(3)】今大会の得点王候補 レバンドフスキ、ケインら有力者厳選…史上初“2大会連続”の可能性も
【コラム】得点王候補としてプッシュしたい選手をピックアップ
4年に一度行われるサッカーの祭典「ワールドカップ(W杯)」は、中東のカタールを舞台に約1か月間にわたって開催。出場32か国による熱戦の数々に期待が高まるなか、世界中が注目するW杯の知識を蓄えるべく「入門コラム」をお届け。今回は今大会で得点王候補としてプッシュしたい選手をピックアップして紹介する。
■ハリー・ケイン(FW/イングランド代表/トッテナム)
イングランドのキャプテンにして最大の得点源。欧州予選では8試合12得点でゴールランキングのトップに名を連ねた。史上初の2大会連続得点王にも期待が懸かる。左右両足頭とどこからでも得点が奪えるオールラウンドな点取り屋で、PKの名手としても知られる。
■メンフィス・デパイ(FW/オランダ代表/FCバルセロナ)
ケインと並ぶ12得点を決めた欧州予選のトップスコアラー。所属クラブでは構想外になりつつあるともいわれるが、代表チームを率いるルイス・ファン・ハール監督からの信頼は厚い。サイドからのカットインも得意としつつ、ゴール前でも仕事ができるウイングストライカーで、セットプレーのスペシャリストでもある。
■ロベルト・レバンドフスキ(FW/ポーランド代表/FCバルセロナ)
得点王は言うまでもなく試合数の多い国から出る可能性は高い。鍵となるのはポーランドがグループリーグを勝ち抜けるかどうかだが、裏を返せばポーランドが躍進する時、このストライカーは得点を量産しているはずだ。19-20シーズンは公式戦47試合55ゴールをマーク。コロナの影響で中止となった2020年度のバロンドールは受賞確実と言われていた。
■アレクサンダル・ミトロヴィッチ(FW/セルビア代表/フルハム)
レバンドフスキと並ぶ欧州予選3位タイの8得点を決めた大型ストライカー。21-22シーズンは英2部リーグとはいえ、44試合43得点の大暴れで得点王に輝いた。今季もプレミアリーグで得点ランク4位タイに付ける9得点。フィジカルを武器とするゴリゴリ系FWの迫力満点のプレーは必見だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)