日本代表は「トップクオリティーになり得る」 米メディアが「W杯での活躍を左右する」と評した選手は?
スター級の選手不在も、集団としての日本のクオリティーに海外メディア注目
森保一監督率いる日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグでドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と対戦する。過去最高成績のベスト16超えを目指すサムライブルーについて米メディアは「トップクオリティーのチームになり得る」と評価している。
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ドイツ、スペインと優勝経験を持つ2か国と戦うなど厳しいグループに組み込まれた日本。各国メディアから下馬評も決して高くはないが、チームを率いる森保監督も過去最高となる「ベスト8」を目標として掲げている。
そんな日本について米スポーツ専門テレビ「ESPN」は集団としての日本のクオリティーに注目している。「ネガティブな見方をすれば、サムライブルーにはスター選手がいない」と選手個別での比較では強豪国に劣るという見方をされているものの、一方で「対戦相手が注目する要注意人物がいないことで、例年にはなかった予測不能な要素を持っている可能性はある」と決して侮れないチームであることを強調した。
また、同メディアはFW南野拓実(ASモナコ)を筆頭にMF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF三笘薫(ブライトン)、DF冨安健洋(アーセナル)など、期待される選手として名前を挙げているが、その中でも「日本代表のW杯での活躍を左右する」存在としてMF鎌田大地(フランクフルト)の名前を挙げた。その鎌田にしてもトップクラスの選手という評価ではないようだが、チームが一丸となれば躍進するポテンシャルは十分にあると見ているようだ。
「その選手も世界のサッカー界においてはAクラスとは言えないが、そのことを彼らも森保監督も気にしてはいないだろう。彼らが1つになればトップクオリティーのチームになり得る。そして、もしもこのW杯でドイツやスペインを敗ってラウンド16に勝ち上がることができれば、大会が終わる頃にはサムライブルーの新世代の何人かはスターとして評価されている可能性が高いだろう」
このカタールW杯を機に森保ジャパンから新たなスターは生まれるだろうか。