「軍用機が脇を固めた」 ポーランド代表、F16戦闘機の護衛でカタール入り ミサイル着弾の影響

ポーランド代表【写真:ロイター】
ポーランド代表【写真:ロイター】

カタール入りへ空路での移動時、戦闘機が並行して飛行

 カタール・ワールドカップ(W杯)開幕が目前に迫るなか、ポーランド代表がF16戦闘機に護衛されながら開催地入り。ウクライナ国境に近いポーランド東部プシェボドフにミサイルが着弾した影響によるもので、上空を飛行する様子が海外メディアで注目されている。

 ポーランドは、通算9回目のW杯出場。本大会ではグループCに組分けされ、アルゼンチン代表、サウジアラビア代表、メキシコ代表と対戦する。グループ初戦のメキシコ戦を11月23日に控えるなか、チーム一行は17日(現地時間)にカタール入りした。

 英紙「ザ・サン」によると、チームは母国ポーランドから空路で移動する際、F16戦闘機に護衛されながら開催地入りしたという。これはウクライナ国境に近いポーランド東部プシェボドフにミサイルが着弾した影響によるもの。市民2人が犠牲になった惨事を受け、ロシアとウクライナによる戦闘地付近を飛行するにあたって、ポーランド南部の国境まで万全の体制で護衛したようだ。

 代表チームが搭乗した飛行機の脇を戦闘機が並行して飛行する様子は、ポーランド代表の公式ツイッターで公開されており「ザ・サン」紙は「1986年以来、ポーランドをノックアウトステージに導こうとするスーパースター、ロベルト・レバンドフスキと彼のチームメイトの脇を軍用機が固めていた」と伝えた。

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