【W杯入門|珠玉タレント(1)】注目必至の大会スター10人 ドイツの長身レフティー、ベルギーの比類なきコンダクターら厳選

ネイマールは代表通算74得点、今大会で“ペレ超え”の可能性も

■カイ・ハフェルツ(FW/ドイツ代表/チェルシー)
 2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でチェルシーの優勝を決める値千金のゴールを奪ったレフティー。190センチの長身だが、足もとの技術に優れたエレガントなプレースタイルが特徴だ。負傷で欠場を余儀なくされたFWティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)に代わる前線の柱として期待を背負う。

■クリスティアーノ・ロナウド(FW/ポルトガル代表/マンチェスター・ユナイテッド)
 所属クラブで出場機会を減らし、かつてほどの影響力は感じられなくなった。それでもポルトガルでは不動のレギュラーに君臨する。かつてはドリブラーだったが、今では左右両足での強力なシュートと打点の高いヘディングシュートなどあらゆるパターンで得点を奪う典型的なストライカー。代表通算115得点は世界歴代1位だ。

■ネイマール(FW/ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
 王国ブラジルの象徴的存在。10代の頃からスター街道を歩んできた男も気づけば30歳を迎えた。過去2度のW杯は辛酸をなめてきただけに、今大会に懸ける思いはひとしおだろう。代表通算74得点で、あの王様ペレが持つ最多記録にあと「3」と迫る。カタールの地で歴史を塗り替えることになるだろうか。

■ソン・フンミン(FW/韓国代表/トッテナム)
 昨季、アジア人として初めてプレミアリーグで得点王のタイトルを獲得した韓国の至宝。両利きとして知られ、左右の足から放つシュートの技術は必見に値する。大会直前に顔面を骨折するアクシデントに見舞われたが、手術を受けて順調な回復をSNSでアピールした。間違いなくチームの命運を握る存在だ。

■ティボー・クルトワ(GK/ベルギー代表/レアル・マドリード)
 レアルのCL制覇に絶大な貢献を示した守護神。歯に衣着せぬ発言で注目を浴びることも多いが、実力はもちろんワールドクラスだ。シュートに対する驚異的な反応速度と長い手足を生かしたセービングはピカイチ。2002年日韓W杯のオリバー・カーン以来となるGKのMVPが現れるとすれば、彼が最も有力な候補と言えるだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング