浦和の逸材3選手、ベルギー2部KMSKデインズで練習参加を発表 約2週間の武者修行へ
11月21日から12月3日まで参加予定
J1浦和レッズは、11月21日から12月3日まで若手3選手、DF宮本優太、MF安居海渡、DF工藤孝太がベルギー2部KMSKデインズで練習参加すると発表した。
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流通経済大出身の宮本は、2021年のプレシーズンキャンプにも参加するとロングランのメニューで先頭を独走し、リカルド・ロドリゲス監督から「ランニング・マン」と命名された走力が持ち味。正式加入となった今季、ルーキーイヤーながら負傷がちだった日本代表DF酒井宏樹の欠場時に右サイドバックを務めるなどゲームに絡み、リーグ戦では15試合に出場している。
安居は宮本と同様に流通経済大から今季加入。浦和への加入発表時に同大学の中野雄二監督が「本学のOBで日本代表の守田(英正)がいますが、その守田よりも安居のほうが、将来的な選手としては可能性があると思っています」と話したほど期待の逸材だが、ボランチは層が厚くルーキーイヤーの今季はリーグ戦のスタメンは1試合、途中出場5試合にとどまった。
工藤は昨季に浦和ユース所属のまま二種登録され、ルヴァンカップでプロデビュー。今季になって正式な昇格となったが、出場はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で突破を決めたあとのグループステージ最終戦のみだった。しかし、18歳の若さで世代別代表では常連でもあり、左利きのセンターバックとして期待されている。
この3人は、現在ベルギー2部で8チーム中4位のKMSKデインズで約2週間の練習参加となる。浦和は先日、提携しているタイのムアントン・ユナイテッドに高卒ルーキーのFW木原励と、今季SC相模原に期限付き移籍していたユースから昇格2年目のDF福島竜弥の練習参加を発表していた。
今季は前例のないカタール・ワールドカップ(W杯)が11月から12月の開催という日程で、すでに公式戦が終了している。特にシーズンで出場機会少なかった若手にとって、海外クラブでの練習参加は有意義な武者修行の場となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)