日本代表、カナダ戦スタメン11人の採点 「またしても失望」と英記者がワースト評価を与えたのは?
柴崎岳の「先制アシストは見事だったが…」、久保建英は「W杯のスタメンの座から遠ざかる一戦」に
<MF/FW>
■相馬勇紀(名古屋グランパス)6点
サプライズ選出の男が最高のゴール。サイドと中盤で躍動したが、このレベルの相手でもこの小柄なウインガーは日本にとっての回答にならず。W杯で出番はわずかか。
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■南野拓実(ASモナコ)3点
またしても南野の機能不全で失望の夜。日本代表での彼の株価は暴落を続けている。後半のゴールチャンスでは衝撃のキックミス。自信があれば、もう少し違う結末になったのでは。
■柴崎 岳(レガネス)5点
相馬への先制アシストは見事だったが、それ以外は苦闘する場面も。中盤に冷静さと支配力をもたらせず、遠藤の穴の大きさが如実に。
■田中 碧(デュッセルドルフ/ドイツ)4点
クオリティの片鱗を見せたが、柴崎同様に継続性に欠ける。ポゼッションでのロストも多く、カナダ中盤の支配を許すきっかけに。
■久保建英(レアル・ソシエダ)4点
W杯のスタメンの座から遠ざかる一戦に。有効という言葉から程遠く、自己主張も足りなかった
■浅野拓磨(ボーフム)4点
走ってはいたものの、カナダDF陣に対する脅威は全く与えられず。ゼロ。不発の中盤からの供給も少なかった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。