モロッコ代表MF、左足一閃の衝撃50m弾 海外仰天「凄まじく美しい」「これ以上なく完璧」

モロッコ代表MFハキム・ジイェフ【写真:Getty Images】
モロッコ代表MFハキム・ジイェフ【写真:Getty Images】

ジイェフの衝撃ゴールもありジョージアに3-0の快勝

 モロッコ代表は現地時間11月17日に行われた国際親善でジョージア代表と対戦し、3-0の快勝を収めた。この試合でチームの2点目を決めたMFハキム・ジイェフ(チェルシー)のハーフウェー弾について海外では「凄まじく美しいゴールを決めた」と称賛し、話題を呼んでいる。

 現在29歳のジイェフはオランダでプロデビューを飾ると、2016年から強豪アヤックスに在籍。UEFAチャンピオンズリーグでベスト4に進出するなど主力として活躍すると、20年にイングランド1部プレミアリーグのチェルシーへステップアップを果たした。

 代表ではアンダー世代の時にオランダ代表を選択していたものの、A代表ではモロッコを選択し15年にデビュー。21年には当時モロッコを率いていたヴァヒド・ハリルホジッチ監督と対立し、チームを追放されると22年2月に代表引退を発表。しかし、ハリルホジッチ監督が8月に解任されたのを受け、9月の代表戦から復帰した。

 そんなジイェフは、カタール・ワールドカップ(W杯)前ラストの国際親善試合のジョージア戦で先発出場をすると、素晴らしいゴールを決める。

 1-0と1点リードで迎えた前半29分、自陣ハーフウェーライン付近で相手DFのパスをカットすると、1つ持ち出しGKが前に出ていることを確認し、左足を振り抜く。ボールは美しい軌道でGKの頭上を超えゴールネットに突き刺さった。

 この華麗なゴールを英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「ジイェフはチェルシーでそれほど活躍できなかったものの、モロッコでは凄まじく美しいゴールを決めた」と取り上げた。さらに英メディア「GIVE ME SPORT」は「ハーフウェーラインからクレイジーなゴールを決めた」と見出しを打ち、「えげつない距離からのシュート」「これ以上完璧なシュートはない」と絶賛している。

 本大会での活躍も期待されるジイェフ。クロアチア代表、ベルギー代表、カナダ代表と同居するグループFでの戦いを前に、挨拶代わりの“ゴラッソ”となった。

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