「またベルギー戦みたいになる」 闘莉王氏がセットプレーに苦言…「絶対にいい」と推奨したのは?
リスク管理を徹底すべきとの持論を展開
日本代表は11月17日、UAEのドバイでカナダ代表との親善試合に臨んでいる。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はセットプレーの精度に苦言を呈し、「今のセットプレーじゃカウンター食らうの目に見えてる」とリスク管理を徹底すべきとの持論を展開した。
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日本は前半9分にMF柴崎岳(レガネス)の浮き球のスルーパスに相馬が抜け出し、ワンタッチでゴール。しかし、カナダに右コーナーキック(CK)から押し込まれて同点に追い付かれた。
後半に入っても攻撃が停滞し、日本はなかなかチャンスを作り出せない。打開策となり得るセットプレーもチャンスにはつながらず、闘莉王氏は元日本代表MF中村俊輔氏やMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)の名前を挙げ、期待感がないと指摘。相馬の左CKがクリアされると、現在のキッカー陣であればショートCKを使うべきと語った。
「絶対に(ショートCKが)いいです。カウンター食らわなくてすむ。今のセットプレーじゃカウンター食らうの目に見えてる。またベルギー戦みたいになる」
現在の日本代表にとって、セットプレーではまずリスクを抑えるべきと指摘。前回大会での最後の失点を教訓とすべきとの見方を示した。
その後、なかなかチャンスをつかめない日本に「(得点の)匂いもしないですね。本当にW杯行くんかっていう」と厳しい言葉を投げかけた闘莉王氏。拙攻の続く展開に危機感を抱いているようだ。
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