MF三笘薫が語るW杯効果 日本サッカーの発展に必要な“勝利”の大きさ 「すごく試されている大会」
ブライトンの公式インタビューでW杯の質問に答える
日本代表MF三笘薫は、体調不良により合流が遅れていたものの、現地時間11月17日にドーハ入りする予定だ。イングランド1部ブライトンでの活躍でプレミアリーグでも注目を集め始めている日本アタッカーが、クラブが公式インタビューでカタール・ワールドカップ(W杯)について語っている。
今シーズンからブライトンに所属する三笘は、現地時間11月5日のプレミアリーグ第15節ウォルバーハンプトン戦(3-2)で移籍後初ゴールを記録。さらにリーグカップ3回戦のアーセナル戦(3-1)で公式戦2戦連続ゴールをマークした。体調不良により13日のプレミアリーグ第16節アストン・ビラ戦(1-2)を欠場し、日本代表への合流も遅れていたが、17日にドーハ入りすることが決定している。
そんな三笘がブライトンの公式インタビューに応じ、W杯についてさまざまな質問に答えている。「日本の人々にとって、W杯はどれほどの意味を持つのでしょうか?」と問いかけられると、「日本は厳しいグループに入っているので、そこで勝ち抜くのが(日本の)サッカー界にとって大きな光になると思いますし、日本サッカーを占う意味でもすごく試されている大会になると思っています」と率直な意見を述べた。
続けて2002年に日韓で開催されたW杯について聞かれると「ここで初めてW杯を見て、日本がこれだけ盛り上がっているのを感じてサッカーを好きになったのでよく覚えています」と答えている。
また、グループリーグ突破の可能性については「すごく厳しいグループに入ってはいますが、W杯でこれだけ素晴らしい相手とやれるチャンスはないので、世界に日本の力を示すいい機会かなと思っています」と強豪揃う相手にも果敢に挑む姿勢を見せた。
それでも「初戦が鍵になりますし、そんなに簡単じゃないとは感じているので、毎試合チームとして全力を尽くさないと厳しいなと思います」と戦う相手を警戒しつつ初戦・ドイツの重要性も語っている。