C・ロナウドのクラブ批判の影響は? 同僚DFが騒動に言及「僕らが思っている以上に…」
DFラファエル・ヴァランがロナウドの発言について語る
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、インタビューでクラブ批判を行ったことが物議を醸している。同僚のフランス代表DFラファエル・ヴァランが「言うまでもなく影響がある」と騒動に突いて言及した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ロナウドは英国のテレビ「Talk TV」のインタビューを受け、そのなかで2013年のサー・アレックス・ファーガソン元監督の退任後からクラブには「全く進歩がない」、現在チームを率いるエリック・テン・ハフ監督のことを「リスペクトしていない」などと発言し波紋を広げた。昨夏に14年ぶりの電撃復帰を果たしたが、今では「クラブに裏切られた気分」とまで言い放った。事態を重く見たユナイテッドはロナウドのインタビューについて「対応を検討する」と異例の声明を発表している。
ロナウドの奔放すぎる振る舞いは当然、チームメートにも影響を及ぼしているようだ。フランス代表DFヴァランは母国のラジオ局「Europe1」に対して次のように語っていたという。
「(ロナウドのインタビューは)言うまでもなく影響がある。僕らは何が起きているのか、何が言われているのかを確認している。僕らは僕らなりの方法で落ち着かせようとしている。そして、あまり関与しないように努めている。ビッグクラブのメディアで起きたことは僕らが思っている以上に大事になってしまう。ロナウドのようなスター選手になればなおさらだ。だから僕らは距離を取り、僕らだけで状況を変えようとはせず、集団の一員であることを心懸けている」
ヴァランは事態を静観するとしているが、クラブ側がどのような対応を取るかも含めて今後の展開が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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