J1浦和、レンタル中のMF岩尾憲の2023シーズン完全移籍を発表 「僕はまだまだ未熟でスペシャルな選手ではないですが…」
浦和が公式発表
J1浦和レッズは11月17日、J2徳島ヴォルティスから期限付き移籍していたMF岩尾憲が2023シーズンより浦和へ完全移籍することを発表した。同氏はクラブ公式で「僕はまだまだ未熟でスペシャルな選手ではないですが、この1年『覚悟』を決めて挑みたいと思います」と決意を新たにしている。
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岩尾は徳島時代に、当時率いていたリカルド・ロドリゲス監督のサッカーを4年間経験。より戦術を浸透させる“懐刀”としての期待も掛けられながら今季に浦和へレンタルで加入した。それでもチームは序盤から勝ち切れない試合が続き、シーズン終わってみれば10勝15分9敗の9位と上位に食い込めずのフィニッシュとなった。
そんななか、今季を終えた浦和は17日に岩尾が2023シーズンから完全移籍で加入することを公式で公表。新シーズン指揮官が、ポーランド人のマシエイ・スコルツァ氏への交代が決まっているなかで、浦和へ残る決断をした。
岩尾のコメントは以下の通り。
「浦和レッズに関わる全てのみなさま、あらためまして岩尾憲です。このたび、完全移籍で浦和レッズに加入することになりました。まず、僕をこれからも必要としてくれたクラブに感謝申し上げます。そして、浦和レッズの一員になれた事を大変光栄に思います。この1年間、自分の目でみて、自分の耳で聞き、自分の心で感じたことを来年に生かせるように、プレーヤーとして、また1人の人間として、日々精進していきたいと思います。
先日、阿部勇樹さんの『僕はつなぐ』の著書を読ませていただきました。その中で、このクラブには生かしていかなければならない思いや歴史があると強く感じました。その思いを結果として結びつける為に必要なことは、日々どうしたら優勝できるのか、真剣に考え、考え抜き、覚悟を決め、実行することであると書かれていました。
身を粉にして向き合ってきた人の言葉には重さと熱があると僕は思います。僕にとって簡単な道ではありません。でもやろうとしなければ一生できない。僕はまだまだ未熟でスペシャルな選手ではないですが、この1年『覚悟』を決めて挑みたいと思います。一緒に闘いましょう!! We are REDS!」
(FOOTBALL ZONE編集部)