スペインでプレー経験のある城氏と攻略法や日本の現在位置を議論

　カタール・ワールドカップ（W杯）が現地時間11月20日に開幕する。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」で元日本代表FW城彰二氏と対談。グループリーグ最終戦のスペイン戦を巡り熱い議論を交わしている。

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　開幕直前コラボで豪華共演となったレジェンド同士だが、スペイン戦を巡り意見が対立。闘莉王氏は、相手の圧倒的なボール支配率から「一番のロッキー状態になる」と日本の圧倒的劣勢を予想。その一方で、城氏は「勝てるかもしれない」と勝利の可能性もあると言及している。

　現役時代にスペイン1部のバジャドリードでプレーした城氏は「ボールは触れないかもしれないが、すごくイライラする。超イライラして喧嘩が始まる」と経験面からラテン系のメンタル面を弱点に指摘。2戦目のスペイン対ドイツ戦の結果で状況が変わるとしながら、「スペインはちょっと勝負弱い気がする」と持論を展開し、無敵艦隊に勝機ありと分析していた。

　それを受けて闘莉王氏は、「（東京）オリンピックでも耐えるところまで耐えたので、そこがちょっと（攻略の）ヒントになるかも」と日本のW杯“突破口”の1つとして城氏の意見を尊重している。

　プライベートコミュニティ「闘莉王TVプロジェクト」をローンチして話題を呼んでいる闘将だが、8強進出を目標に掲げる森保ジャパンのグループリーグ突破を忖度なしの視点から討論する最新回になっている。