カナダ代表監督が日本の“組織力”を警戒 W杯で同組のベルギー&クロアチアと比較「攻撃陣の質でやや劣るかもしれないが…」
17日に日本と対戦、ハードマン監督が印象を語る
日本代表と現地時間11月17日にアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで国際親善試合を行うカナダ代表のジョン・ハードマン監督が、日本代表について「世界でも有数の組織力と団結力がある」と評した。米メジャーリーグサッカー(MLS)のニュースサイト「MLSサッカー・コム」が報じている。
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カナダは日本戦でドイツの名門バイエルン・ミュンヘンでプレーする主力DFアルフォンソ・デイビスを負傷で欠くが、1986年メキシコ・ワールドカップ(W杯)以来の出場となるカタールW杯に向け機運は高まっている。北中米カリブ海予選をトップ通過し、本大会ではベルギー、クロアチア、モロッコとの対戦が決まっている。
その本大会に向けて日本とカナダの双方にとって大会前のラストマッチになるが、ハードマン監督は日本について「彼らのプレス強度は世界トップクラスで、しかもそれを90分継続できると理解している。彼らは私が見た中で世界でも有数の組織力と団結力がある。また、攻撃的な資質についても注目している」とコメントしている。
そして、その攻撃的な部分についてハードマン監督は「ベルギーやクロアチアを見れば、彼らの動きは世界トップクラスだが、日本もそれに匹敵すると思う。日本はベルギーと比較すれば攻撃陣の質でやや劣るかもしれないが、それを補う攻撃の連動性がある」と評した。
ハードマン監督はW杯に向けて「簡単に準備ができるものではない。選手たちには経験を積んでもらい、ボールを持っている時には意識を赤信号が灯っているような集中力を発揮してもらわなければ」と話している。
日本とカナダにとって本大会前の最終テストとなるゲームが有益なものになるかどうか。敵将から高評価を受けている日本の攻撃陣が見せるプレーが注目される。