J3松本山雅、元日本代表DF田中隼磨の今シーズン限りでの現役引退を発表 「プロサッカー選手として残りの4日間を悔いなく全うしたい」
Jリーグ通算569試合出場、2006年にはA代表も経験
J3の松本山雅FCは11月17日、元日本代表DF田中隼磨が2022シーズンをもって現役を引退すると発表した。
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現在40歳の田中は横浜F・マリノスユースから2001年にトップチーム昇格。当初は出番を得られず、翌年にレンタルで東京ヴェルディへ。研鑽を積み、04年に横浜FMへ帰還すると徐々にレギュラーを掴んだ。その後09年に名古屋グランパス、14年から生まれ故郷のクラブである松本山雅へと渡った。
Jリーグ通算569試合出場しており、2006年にはA代表での出場を経験している。今季はここまで公式戦での出場がないなかで、17日に2022シーズン限りでの現役引退を公表した。
本人のコメント全文は以下のとおり。
「皆様には突然のご報告になりますが、今シーズンをもちまして松本山雅FCで現役引退することを決断いたしました。
サッカーを始めてから今日まで、またプロキャリアをスタートして23年間の長きに渡り、横浜フリューゲルス、横浜F・マリノス、東京ヴェルディ1969、名古屋グランパス、Jリーグ、日本サッカー協会をはじめ、さまざまな形で私のことを支えていただいたサッカー関係者の皆様、一緒に困難を乗り越えてきたチームメイト、そしてどんなときでも応援してくれたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。
生まれ育った街のクラブ 松本山雅FCでサッカー選手として引退できることを、とても嬉しく、そして誇りに思えます。
11月20日最終戦にピッチに立つ姿を見せることが、ともに戦ってきたファン・サポーターの皆様をはじめこれまで支えてくださった多くの皆さんに向けて、選手としてできる最後の恩返しであり、感謝を伝えられる形になるだろうと思っています。
プロサッカー選手として残りの4日間を悔いなく全うしたいと思います。田中隼磨 3 “絆”」
(FOOTBALL ZONE編集部)