東京五輪のリベンジへ 日本代表MF久保建英が成長に自信「対等な立場として戦えたら」
2021年の東京五輪でスペインに敗北、その時の悔しさと自身の進化を実感
11月20日開幕のカタール・ワールドカップ(W杯)を戦う日本代表で、チーム最年少のMF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン1部)は、これまでU-17W杯やU-20W杯、東京オリンピックと各年代別の世界大会を経験してきている。
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年齢別の制限がない世界最高峰の大会に出場することになるが、久保は「これまでの世界大会では、特に飛び級している大会なんかは、自分の実力が追いついていない段階でやることが多かった。でも、今は多分、どこを相手にしても、そんなに何もできないってことはないレベルまで、自分は来られていると思う。そういう自信を持って、対等な立場として戦えたらいいかなと思います」と、W杯にも物怖じすることなく、戦えるという自信を見せた。
2021年に開催された東京オリンピック(五輪)の3位決定戦に敗れ、涙を流す久保の姿を覚えている人も多いだろう。準決勝でU-24スペイン代表に延長戦の末に0-1で敗れて、史上初の決勝進出を逃し、続く3位決定戦ではU-24メキシコ代表にも1-3で敗れて、メキシコ五輪以来のメダルを逃した。
「オリンピックはオリンピック。W杯はW杯と、気持ちの整理はついていますけど、それこそスペインなんかは、こんなに早くリベンジのチャンスが来たかと思います。日本としては、(決勝トーナメント進出へ)2つあるうちの枠の1つを取らないといけない。スペインなり、ドイツなり、コスタリカなり、2つは落とさないといけない。3勝できればベストですけど、普通にいったら蹴落とされると思う。最後の試合で決まることが多いですが、そういった意味で最後の試合を勝って上がれたらいいかなと思います」と、スペインに東京五輪の借りを返しての決勝ラウンド進出を目標に見据えた。